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heartdiary1224’s blog

『心の中の大切な日記』 誰かの勇気につながってほしい。。そう思って書かせていただきました。

第1章 初恋

ある日、電車通学の俺は 電車に乗り込むために 必死に階段を駆け上がり ぎりぎり電車に乗り込むことができた。 ホッと、一息ついて周りを見ると 席はいっぱい空いていた。 しかし席に座らずドアの側で立つ 髪の長い女子高生が近くにいた。 それが彼女とのは…

第2章 告白

あれから数週間が経過した。 俺は学校帰りに音楽ショップに寄り 月曜日だから疲れたのか 駅のベンチに座りウトウトとしていた。 肩をとんとんと叩かれ目を覚ますと 彼女が目の前にいた。 とてもびっくりした。 『あれッ。健介君、帰りなん!! 私も帰りなん…

第3章 過去の傷

あれから数週間が経過した。 今日は日曜日。 彼女とおばあさんの家で 昼食を食べる約束をしている。 駅に着くといつも通り 端に自転車が置いてあり 彼女の家まで自転車を走らせた。 家に着きチャイムを 何度も押してたが彼女は出てこない。 『ゆり・・・おら…

第4章 ふたりの楽譜

あれから数週間が経過した。 今日は朝8時におばあさんの家に集合だ。 三人はお花見に行く約束をしている。 俺は自転車に乗りおばあさんの家に向かった。 『おはようございます!!』 『おはよう。健ちゃん!』 『もうすぐバスが来るからバス停に行こッ!』 …

第5章 遠い記憶

俺はタンカで運ばれた。 警官が無線で応援を呼ぶ中 彼女は救急車に乗り込んだ。 その時、俺の口には酸素マスクが付けられ 応急処置がされていた。 『健ちゃん、ごめんな。健ちゃん・・・』 かすかにゆりの声が聞こえ 意識がなくなった。 ☆<次の☆まではゆりか…

遠い記憶 2

それ以来、ゆりは毎日のように 香織さんの家に遊びに行った。 学校帰りは寄り道をして 二人で公園で遊んだりもした。 二人はゆっくりゆっくり時間をかけ 以前のように仲良くなった。 中学になってもゆりへの いじめはなくならなかった。 香織さんはゆりのい…

第6章 思い出の場所

あれから2週間が経過した。 俺は順調に回復して ゆりは毎日、病院に顔をみせてくれた。 明日から大部屋に移動予定だ。 最近、少し元気になり退屈な一日となってきた。 今日もぼんやり外を眺めていると ドアをノックする音が聞こえた。 ドアの方を見るとおば…

第7章 からまわりの時間

香織さんにとって最期の日記 そこには心の奥底に眠っていた 寂しい気持ちが綴られていた。 ゆりはうつむきながら静かに言った。 『香織・・ 私と純也が付きあっとると 誤解していた・・・・』 『・・・私と純也が公園で 話していたのを見てた・・・』 『でも…

第8章 ふたりの距離

あれから数日が経過した。 二人は全く会っていない。 俺は会いたい気持ちでいっぱいだが 会うことを我慢していた。 手帳を読んだゆりの気持ちが とても気になっていた。 俺には何もできない。 そんな自分に苛立っていた。 俺はあの日から毎日 香織さんの墓参…

第9章 伝えたい気持ち

あれから1か月が経過した。 二人は全く会っていない。 明日はおばあさんの誕生日だ。 俺はゆりとの約束をずっと気にしていた。 本当なら明日、おばあさんの家で 一緒に演奏を披露する予定だった。 桜の木の下で微笑んでいた おばあさんとゆり。。 海で練習…

第10章 決心

涙が溢れ歌声が震えた。 演奏を優しい目で見守る老人さんたち。 時間は静かにゆっくりと流れ 二人が演奏を無事終えた瞬間 食堂に大きな拍手と歓声が沸き上がった。 『ようやったぞ!』 『最高やなぁ!』 『おい!若いもん、最高やッ!!』 『今日はサンタク…

第11章 見つからなかった宝物

そっと、日記を開けた。 ゆりの誕生日が日記の一番最初だった。 そこからいろんな気持ちが書かれていた。 俺は思い出した。 誕生日に話していた言葉を。。 『健介君、ありがとう。。 今日のこと忘れないように日記に書くねッ!!』 自分の記憶と懐かしい思い…

最終章 届けたい想い

『ゆりの検査結果がわかった時・・・ 頭が真っ白になった。 病名は伝えずに 検査入院をしてほしいと強く伝えた。 それでもゆりは老人ホームに行き続けた。 いくら俺が反対しても無視やった。。 今、やれることをやる!って言ってな。。 そんな思いが強く・・…